陸っぱりで爆釣!ヤリイカの釣り方テクニック公開

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激寒の深夜に群れで寄るヤリイカは、堤防や地磯から手軽に狙える冬の人気ターゲットです。
灯りに誘われて接岸する習性を活かし、2025年の最新釣りテクニックと装備を紹介します。

初心者でも爆釣を目指せる方法を徹底解説します。釣り方や仕掛け、道具の選び方を詳しく解説し、誰でも自分だけの爆釣体験を陸っぱりから味わえる内容になっています。

陸っぱりでも釣れる!ヤリイカ釣り方ガイド

ヤリイカは主に冬に狙えるイカで、堤防や地磯などの陸っぱりからも狙える魅力的なターゲットです。本記事では、初心者から経験者まで役立つヤリイカ釣りの基本と最新テクニックを紹介します。

ヤリイカの特徴と生息環境

冬の堤防釣りの少ないターゲットとして人気のヤリイカは、晩秋から冬にかけて多く沿岸に寄ってきます。雄イカは30~40cm、雌イカは20~25cmほどに成長し、その細長い体と強い引きが特徴です。日本沿岸に広く生息し、美味な刺身としても人気があります。

年によって接岸数は変動しますが、寒い海水で活性が上がるヤリイカは冬場の夜によく釣れます。
群れで行動する習性があるため、群れの通り道や潮通しの良いポイントを狙うのが釣果のコツです。

陸っぱり釣りの魅力と楽しみ方

陸っぱり(陸からの釣り)でヤリイカを狙う魅力は何と言っても気軽さです。堤防や港、磯など足場の良い場所から始められ、レンタルボートや釣り券が不要なため初心者でも始めやすいのが特徴です。また、釣れたヤリイカをその場で持ち帰って食べられる楽しみもあります。

季節や風雨を気にしながら、手持ち無沙汰に感じたら明暗の境目にライトを照らして周りを探してみましょう。夜釣りの臨場感や、予期せぬ大物との出会いも、陸っぱりならではの醍醐味。初心者は特に安全に気をつけながら、経験を積む楽しさを味わえます。

陸っぱりで狙うヤリイカのシーズン・時間帯

ヤリイカ釣りで結果を出すためには、良い時期・時間帯を選ぶことが重要です。
次の項ではシーズンや潮回りなど、ヤリイカが釣れやすいタイミングについて解説します。

ヤリイカが接岸する季節

ヤリイカは産卵のため冬に沿岸域へ接岸します。地域差はありますが、例年12月から2月頃が最盛期で、この時期には各地で釣果が期待できます。特に冬の寒気が来るとより岸寄りしやすい傾向があります。

秋に接岸を始める場所もありますが、やはり本格的なのは厳冬期です。年によってばらつきがあるので、防寒対策を万全にした上で水温や潮の状況を確認しながら釣行するのが良いでしょう。

潮回りと釣果を左右する時間帯

ヤリイカ釣りでは潮の満ち引きが釣果を左右します。特に上げ潮で夜間に満潮を迎える時間帯に当たればチャンス大です。日中や朝夕よりも深夜から未明にかけて活性が高くなる傾向があり、満月や大潮回りの日が狙い目です。

また、気温が低い時期でも潮足が安定していれば意外と釣れることもあります。潮止まりや満潮近く、風が強い日を避け、海水温や透明度が落ち着く冷え込みの前後を狙うと良いでしょう。

ヤリイカ釣りにおすすめの陸っぱりポイント

釣れやすいシーズンを把握したら、次は釣り場選びが重要です。どのような場所に群れが入りやすいかを知ることで、効率的に釣果を上げることができます。以下で具体的なポイントをご紹介します。

漁港や堤防での狙い方

漁港や堤防では、夜間に漁港内や港湾の奥側にイカが入ってくることが多いです。常夜灯周りは特にイカが寄りやすいので、集魚灯や街灯の下に仕掛けを投げ入れて待ちます。波止場の角や突堤など、流れが変わる場所や障害物があるポイントも狙い目です。

テトラや岸壁の段差、海藻周りもイカの隠れ場になります。縄張り意識が低いヤリイカはこうした変化に集まりやすいので、足元を中心にしつつ周囲を広く探るのが効果的です。

常夜灯と照明に注目

ヤリイカは夜光虫や小魚を求めて光に寄ってくる習性があります。漁港の常夜灯や船の明かりの下に群れが集まることが多いので、明かりがある場所は狙い目です。水面に光が届いているほど、遠くからイカがやってくることがあります。

ただし光を直接イカに当てると散ってしまうことがあるので、釣り場の安全を確保する意味でも、作業時は後方からライトで足元を照らすなど注意が必要です。また、他の釣り人とのトラブルも避けるよう配慮しましょう。

潮通しの良い地形を見極める

遠投が必要になる大物狙いではありませんが、潮通しの良い地形は群れが通りやすいです。
漁港の出入口や深みがある通り道、特に常時水深があって流れがある場所は狙い目。
地形の変化、例えば防波堤の曲がり角や沈み根の近くを丁寧に探ってみましょう。

満潮時には岸から離れた位置までイカが入ってくることもあります。その場合、少し沖側を意識したキャストで棚を探ってみると効果的。逆に干潮時には水深が浅くなるので、イカがあまり寄り付かない場合があります。

ヤリイカ釣りに必要な道具・タックル

ヤリイカ釣りに使う道具は、エギングやライトなウキ釣りタックルで対応できます。陸っぱり専用釣具も多く販売されていますが、専用ロッドがなくてもアジ・イサキ釣り用の竿でも代用可能です。注意すべきは寒さ対策です。

次からタックルごとの選び方を紹介します。まずはロッド&リールから見ていきましょう。

ロッドとリールの選び方

竿は2m前後の投げ竿やエギングロッドが適しています。イカを掛けた時にしなやかに曲がる柔らかさ(M~ML)がある竿なら、バラシを減らせます。リールは小型スピニングリール(2000~3000番)で十分、巻き取り力やドラグ性能重視です。

最近はカウンター付きのベイトリールを使う人もいます。PEラインを使用する場合は、PE0.8~1号、リーダーにフロロ3号(約6lb)を1ヒロ(約1.5m)ほど結束すると糸鳴りも防げて快適です。

  • ロッド:2m前後のエギングロッドや投げ竿。柔らかめ(MLクラス)で大きな潮通しに対応するもの。
  • リール:スピニングリール2000~3000番。ドラグ性能が高いものを選び、PE0.8号+フロロリーダー3号を使用します。
  • ライン:PEラインは絡みにくく感度の良いもの。150m以上巻き、リーダーは1.5~2mで結束します。

ライン・ウキ・仕掛けの準備

ラインはPE0.6~1号程度を150~200m巻いておくと安心です。仕掛けはエギングなら3号前後のエギ、ウキ釣りなら電気ウキ(2~3号)に餌巻きスッテの組み合わせが基本。ウキ釣りでは深さ(ウキ下)を調整しやすいよう、ハリスは2~3m用意しましょう。

重りの選択も重要です。ウキ釣りなら遊動ウキに3~5号のシンカーを使用し、水面付近から水深3mくらいまで探れるようにします。風や潮の流れが強い場合は重めのウキとオモリでしっかり浮力を確保しましょう。

  • ライン:PE0.8号~1号を150m以上。根の荒い場所では太めに、街灯下では細めで感度重視。
  • ウキ:電気ウキ2~3号。夜目で見やすい細身タイプがおすすめ。
  • 仕掛け:餌巻きスッテ2本バリ、またはスッテ4~6本の胴付き仕掛け。深めを狙う場合は錘スッテも用意。

冬場の防寒と関連装備

冬場の夜釣りは冷え込みが厳しいため、防寒対策が必須です。厚手の防寒着や手袋、波に濡れても保温できるレインウェアなどを準備します。暖かい飲み物と頭を冷やさないように帽子も忘れずにしましょう。

ポイントによっては暗がりで足元も危険なので、ヘッドライトや線維靴など足元を照らすライトや滑りにくい靴も必要です。快適に釣りを続けるために、余計な荷物を持ち込まない工夫も大切です。

  • 防寒着:ダウンジャケットやインナーを重ね着し、保温性の高い素材を選びます。
  • 手袋:濡れても温かい防水手袋。作業しやすい指先が出せるタイプも便利です。
  • ヘッドライト:両手が使えるヘッドライト必須。予備電池や細めのライトも持参すると安心。

ヤリイカ釣りのエサと仕掛け

ヤリイカ釣りはエサ釣り(ウキ+餌巻きスッテ)とルアー釣り(エギング)の両方のスタイルがあります。どちらも有効なので両方の準備をしておくと機会を逃しません。仕掛けも組み替えられるようにしておきましょう。

釣法 特徴
エギング エギを使ってキャスト・アクションで誘う方法。広い範囲を探れるため、潮通しの良いポイントや群れを直撃したいときに有効です。
ウキ釣り(餌巻きスッテ) 電気ウキに餌を巻いたスッテを付けて釣る方法。待っているだけであたりが取れ、イカが確実に抱くため初心者にも釣りやすいです。

エギングではエギ3号以上を中心に、ウキ釣りは電気ウキと餌巻きスッテを用意します。以下でそれぞれの仕掛けを見ていきましょう。

エギングの基本タックル

エギングの場合、飛距離が出るよう少し長めのロッド(2.1m前後)を使うことがあります。
3号以上の大きめエギを付け、底付近を探りやすくします。上げ潮で深い棚を探ると有利で、時々シャクリを入れて誘い、イカにアピールします。

塩締めしたササミやキビナゴをエギに巻いた「エサ巻きエギ」も効果的です。特に活性が低い時はエサの匂いで誘えるので、初心者にもおすすめです。

ウキ+スッテ仕掛けのセッティング

ウキ釣りの仕掛けは、電気ウキ(2~3号)にたるまないようにタナ(水深)を調整し、ウキ下は底付近から2mほどに設定しておきます。餌巻きスッテは2本バリのシンプルなものから、複数バリの胴付き仕掛けまでありますが、まずは扱いやすい2本バリで練習すると良いでしょう。

ウキ釣りでは糸が風や潮に流されるため、ウキが安定する重さ(3~5号程度)を使います。
ウキ下を上下させ、群れの層を探しながら釣りましょう。深い場所では長め、浅い場所では短めなど水深に応じて調整します。

おすすめのエサとスッテ選び

エサは鶏肉(ササミ・皮)やキビナゴ、イカ付け餌などが定番です。ササミは軽く塩締めし、皮は丈夫なので長持ちします。スッテは夜光布巻きのものが一般的で、色は赤やオレンジ、黄色など魚の少ない暗闇で目立つものがおすすめです。

初めてならまずイワシなど魚系のエサ巻きスッテ、通を呼ぶにはタコ型スッテなど種類を使い分けましょう。スッテの大きさや重さも複数準備し、イカが好む層を見つけて調整します。

ヤリイカ釣りの釣り方・テクニック

道具が揃ったら実際にキャストして誘いましょう。ヤリイカは繊細なアタリも多いので、ウキのわずかな動きやエギの違和感に注意が必要です。ここでは投げ方からアワセまでの基本的な釣り方を解説します。

また、夜釣りならライトの使用も重要です。明かりでベイトを寄せ、集魚灯で自分の仕掛け周辺を照らすことでイカの警戒を解くことができます。次から細かな操作方法を見ていきましょう。

キャストと誘いの基本

キャストしたら、ウキ釣りでは仕掛けを流れに任せて自然に漂わせます。オモリを底に着けたら軽くラインテンションをかけ、アタリが出たら慌てず竿先で少し聞いてからゆっくり合わせます。
エギングでは竿をシャクリ上げ、数秒間フォール(落下)させてエギにアクションをつける動作を繰り返します。

エギは2~3回シャクったら一呼吸置き、またシャクるを繰り返します。フォール中はラインの張り具合でアタリを察知できることもあるので、ゆっくり竿を上げるタイミングを待ちましょう。

アタリの取り方と掛け合わせ

ヤリイカのアタリはウキが小刻みに沈むか、エギが軽く重くなる感触です。ウキ釣りでは、ウキが滑るように消し込んだら本アタリ。すぐに合わせず、一度穂先を少し絞り込むイメージで持ち上げ、確実に掛かったのを感じたらガン!と合わせます。

エギングでは、フォール中に竿先がピクッと重くなることがあります。イカは抱き始めると数秒抱えるので、沈みきるまで待ってからラインを巻き始めるといいでしょう。掛けた後はドラグを少しゆるめにしてラインを出し、バラしを防ぎます。

夜釣りで役立つライティング

夜間は必ずヘッドライトを使用し、足元を確保しましょう。ウキを見やすくするため次のような灯り準備をします。電気ウキのほか、周囲に取り付けられた街灯や懐中電灯の光も活用して、ウキとエサが見える環境を作ります。

ライトで海面を照らすと魚影が見やすく、ヒットにも繋がりますが、イカは正面から光を当てると警戒する場合があります。なるべく横からや背後から照らし、ウキがしっかり見える照明配置を工夫しましょう。

ヤリイカ釣りの注意点とコツ

釣りの後半では、竿や仕掛けの管理にも気を配りましょう。ヤリイカは歯が鋭く、素手で掴むと怪我をしやすいです。また、夜釣りでの転倒やライトの消し忘れは他の釣り人に迷惑をかけるので注意が必要です。

餌やスッテ切れを防ぐためにも、定期的に糸の様子をチェックして絡みや摩耗がないか確認しましょう。イカが釣れた後は素早くストレスなく締める準備をしておくと、次のキャストに集中できます。

ライントラブル回避のポイント

ライン絡みや根掛かりは避けたいトラブルです。PEラインのたるみと風の影響が絡まりやすいので、仕掛けを流す際はラインテンションを保ちましょう。回収時は糸フケを巻き取るのを忘れずに。

また長めのスッテ仕掛けは絡みやすいので、最初は短めのバリ数が少ない仕掛けを使うのがおすすめです。万が一引っかかったら無理に引かずライントラブル扱いで仕掛け交換する判断も必要です。

光の扱い方とイカの警戒心

イカは明るい光に敏感なため、釣り船のように海面全体を照らすことは逆効果です。自分自身はヘッドライトで足元や道具を照らし、海面はできるだけ弱い灯りで照らすようにしましょう。
また、他の釣り人に対してはライトを向けすぎないよう配慮します。

明かりを灯すと小魚が集まりヤリイカも寄りますが、光源の位置にも注意が必要です。
直視せず横や後方から照らし、ウキと仕掛けが見えるよう照射範囲を調整しましょう。

釣果を伸ばす根気とマナー

ヤリイカ釣りは群れに当たれば入れ食いもありますが、潮の変化を待つ釣りでもあります。
寒さで早上がりしたくなりますが、根気よく通い続けることで、いつか驚くほどの群れに出会えるかもしれません。

また漁港などは漁師さんの作業場でもあります。使用済みの糸やゴミは必ず持ち帰り、他人の釣座を侵害しないよう注意しましょう。釣り場でマナーを守れば、誰もが気持ちよく釣りを楽しむことができます。

まとめ

ヤリイカの陸っぱり釣りは、寒い冬の夜を楽しむことができる魅力的な釣りです。
季節やポイント、タックル、釣り方をしっかり抑えて臨めば、初心者でも爆釣を狙えます。

今回紹介したテクニックを参考に、安全第一で釣果アップを目指しましょう。