カサゴ釣りの秘密:釣れる時期とその理由とは?

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カサゴ釣りは初心者からベテランまで親しまれる釣りです。その食味の良さや手軽さから一年中楽しむことができます。しかし、季節や時間帯によって釣果には大きな違いが生まれます。

本記事では、カサゴが釣れる時期やその理由、冬~春にかけて岸近くに寄る理由や夏場のおすすめポイントなど、2025年最新の釣り情報を交えながら詳しく解説します。
さらに、釣果アップにつながる安全に楽しむためのポイントも紹介するので、これからの釣行計画にぜひお役立てください。

カサゴ釣りにおすすめの時期はいつ?

カサゴは日本全国の沿岸部に幅広く分布し、年中釣れる根魚です。しかし釣果には季節差が大きく、特に冬~春の時期が陸釣りのベストシーズンとされています。秋口頃から水温が徐々に下がり、12~2月は産卵のため岸に寄る個体が多くなり、数・型とも良い釣果が期待できます。

時期 特徴・釣り方
冬季 12~2月 岸寄りの荒食いで良型狙い(ハイシーズン)
春季 3~5月 産卵後で一時釣り難いが良型のチャンス
夏季 6~9月 沖合移動で浅場は数釣り(夜釣りが有利)
秋季 10~11月 冬に備えた荒食いで活性上昇

一方、春になると産卵を終えた個体が沖へ戻り始めるため、堤防からの釣果は一旦落ち着きます。夏季(6~9月)は水温上昇でカサゴの沖合移動が進み、陸っぱりでは小型中心の釣りになります。ただし夜釣りなら防波堤周りを狙えば回遊中の個体がヒットしやすく、数釣りも楽しめます。

秋(10~11月)に入ると再び水温が下がって活性が上がり、冬の産卵に備えた荒食いモードになります。魚は岸寄りし、穴釣りや胴突き仕掛けで良型を狙うチャンスとなります。

冬(12~2月):産卵前の荒食い

12月から2月の冬季は、カサゴの産卵期に当たります。産卵に備えて体内で栄養を蓄えたり、産卵後に消耗した体力を補ったりするため、カサゴは非常に活発にエサを追うようになります。この時期は「荒食い」と呼ばれる状態となり、数も大きさも釣果が上がるハイシーズンです。ただし、抱卵しているメスも多く釣れるため、資源保護の観点からサイズの良いものや卵を持った魚はリリースするのがマナーとされています。

春(3~5月):産卵後の回復

春(3~5月)に入ると、産卵を終えた個体が沖へ戻り始めるため、堤防からの釣果は落ち着きます。4~5月になると水温も上昇し、カサゴは深場や潮通しの良いポイントへ移動する傾向があります。冬のような荒食いは見られませんが、釣れれば良型のチャンスもあるため、穴釣りや探り釣りで深めの岩礁帯を丁寧に探ることが鍵です。

夏(6~9月):浅場で活発な時期

水温上昇が顕著な夏季(6~9月)は、カサゴが沖合の深場に分散する傾向があります。陸っぱりでは浅いポイントに残る魚は比較的小型が多いですが、夜釣りでは防波堤や漁港の明暗部に集まる個体を狙えます。夏は群れで行動することも多く、一度好ポイントを見つければ数釣りになることもあります。

秋(10~11月):冬に備える荒食い

秋(10~11月)になると水温が下がり始め、カサゴは冬の産卵に備えてエサを追うようになります。この時期は夏以上に魚影が濃くなり、岸際でも良型が期待できます。
夜釣りではテトラや防波堤の隙間に集まる大型カサゴを狙いやすくなるので、穴釣りや胴突き仕掛けで丁寧に探ってみましょう。

季節ごとのカサゴ釣りの特徴

冬~春は水温が低く、カサゴが岸寄りするため大型が狙いやすい時期です。
定番のテトラ裏や堤防際で夜釣りを行えば、良型と出会えるチャンスが高くなります。
ルアーやブラクリを使った穴釣りが特に有効です。

夏季は水温上昇で魚が散りがちですが、夜釣りなら防波堤や漁港の常夜灯周りを狙うと群れに当たることがあります。好ポイントに当たれば入れ食いも可能です。秋は再び釣果が安定し、活性上昇期。産卵前の荒食いに備えて活性が高まるため、好ポイントを丁寧に探れば大型を狙えます。

時間帯別のカサゴ釣り攻略法

夜釣り:暗闇で活発化

カサゴは夜行性なので、日没後から夜にかけて活性が高まります。暗闇になると安心して岩陰から出てくるため、夜釣りではアタリが増えやすいのが特徴です。特にテトラや防波堤の足元に常夜灯があれば、足元に集まるカサゴを狙うことができます。

朝夕マズメ:始まりと終わりのチャンスタイム

朝まずめ(日の出前後)や夕まずめ(夕方前後)は、日中に比べてカサゴの捕食活動が活発になる時間帯です。薄明時には魚が浮き上がりやすく、ルアーや小型餌などに反応しやすくなります。
流れの効く堤防際や漁港の内側でアプローチすると効果的です。

潮回り:干満に注意

潮の干満(上げ潮・下げ潮)によっても釣れやすさが変わります。一般に、上げ始めから満潮にかけての時間帯や、干潮前後はカサゴの活性が高まると言われています。特に満潮直前の浅瀬周りでは魚が浮きやすくなるため、このタイミングを狙ってみましょう。

カサゴの生態と釣れる秘密

夜行性の特徴:障害物に潜む

カサゴは典型的な根魚で、岩礁帯やテトラポッドの隙間に身を潜める習性があります。
昼間は隠れ家にじっとしていますが、夜になると活発に動き回り餌を捕食します。
この夜行性の特徴があるため、暗くなるほどカサゴの活性が上がり、夜釣りが有効となるのです。

卵胎生と産卵のサイクル

カサゴは卵を体内で育てる卵胎生魚です。冬場(12~2月)に産卵期を迎え、この前後では親個体が産卵準備のために積極的にエサを食べる「荒食い」状態になります。
つまり、冬季は釣り人にとってハイシーズンとなりやすいわけです。卵を抱えた個体を見分けたらリリースし、資源を守りながら釣りを楽しみましょう。

成長が遅い魚:リリースの重要性

カサゴは成長が遅い魚で、成熟するのに数年かかると言われています。そのため資源保護が重要です。釣り上げたときはサイズを確認し、小型個体や抱卵個体はリリースしましょう。こうして次世代に繋げることが、末永くカサゴ釣りを楽しむ秘訣です。

カサゴ釣りのポイントと注意点

釣り場:穴場スポットを狙おう

カサゴは障害物の周囲に隠れていることが多いため、テトラポッドが積まれた波止や磯場の隙間、漁港の堤防際が狙い目です。これらのポイントでは「穴釣り」が有効で、仕掛けを穴に落とし込むだけで魚を喰わせることができます。また、足場が悪い場所も多いので、滑りにくい靴やライフジャケットなど安全装備を忘れずに準備してください。

仕掛け:ワームや餌で底を探る

カサゴ釣りでよく使われる仕掛けは、ジグヘッド+ワームによるルアー釣りや、ブラクリを使った落とし込み釣りです。以下の仕掛け例が参考になります。

  • ジグヘッド+ワーム – 1~3インチのワームで岩の隙間を探る(ピンテール・カーリー系など)
  • ブラクリ仕掛け – サバやイワシ、イカの切り身を付けて穴に落とし込む
  • 胴突き仕掛け – 漁港や堤防で複数本針を使って沈み根まで効率よく探る

どれも根掛かりしやすいので、釣り針や仕掛けの予備は多めに用意しておきましょう。

安全・マナー:トゲや寒さに注意

カサゴは背びれや腹びれに鋭い棘があるため、釣り上げる際は刺し傷に注意が必要です。
軍手やフィッシュグリップを使用して安全に扱いましょう。また、冬や夜釣りでは防寒対策が必須です。防水のウェアや手袋を着用し、暗い時間帯はヘッドライトを携帯して安全を確保してください。

まとめ

カサゴは一年中釣れる親しみやすい魚ですが、冬から春にかけて岸に寄る際に釣果が特に伸びるのが大きな特徴です。夏は浅場で数釣り、秋は荒食い狙いと、季節ごとに釣り方を変えましょう。
堤防やテトラ周りで底を探り、ワームやブラクリ仕掛けで攻めるのが基本です。背びれの棘には刺されないよう注意し、冬場は防寒と安全対策を忘れずに。

季節や時間帯を意識した釣りで、この根魚の魅力を存分に味わってください。