1.5号磯竿の使い道がすごい理由 | 1本で何でも釣れる!

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磯竿1.5号は、軽量で扱いやすく、様々な釣りに使えることから「1本で何でも釣れる」と評判の万能磯竿です。サビキ釣りやウキフカセ、泳がせ釣りからルアー・エギングまで幅広く対応可能なため、初心者からベテランまで幅広い層に支持されています。本記事ではその特徴や利点、実際の釣りでの使い道を解説し、1.5号磯竿の魅力を詳しく紹介します。

磯竿1.5号の使い道を徹底解説

まずは磯竿1.5号がどのような竿なのか基本から見ていきましょう。号数(ふりがな:ごうすう)は竿の硬さやパワーの目安を表しており、1.5号は「中くらいの張り」を持つ竿です。太れるハリスは約1.5号前後が適合とされ、一般的には1.5~2.5号程度のラインに対応します。
オモリ負荷は、竿によって異なりますが、1.5号竿は軽めの仕掛けから中重量まで無理なく扱える設計です。そのため、軽い浮き釣りから、ある程度重たいウキ仕掛けやカゴ仕掛けまで幅広く装備できます。
1.5号磯竿が選ばれる理由は、まさにこの汎用性の高さです。繊細な釣りにも使えるし、多少重ための仕掛けまでこなせるため、釣り方を変えても同じ竿で対応できるのが大きなメリット。これ1本でサビキ釣りやフカセ釣り、泳がせ釣りなど多彩な釣り方に挑戦できるため、荷物を減らしたい方や初心者に特におすすめです。

また、最近の1.5号竿はカーボン素材の技術革新により強度が向上し、非常に軽量化が進んでいます。例えば5.3mクラスの1.5号竿で自重が200g前後の製品もあり、長時間の釣りでも疲れにくくなっています。この軽量性と高感度が組み合わさることで、小さなアタリも逃さず、ストレスなく釣りを楽しめる点も1.5号竿の魅力です。

磯竿1.5号とは?基本性能と特徴

磯竿の号数は竿の硬さを示し、数値が大きいほど硬めの竿になります。1.5号竿はその中間に位置し、柔らかすぎず硬すぎないため、使いどころが広いのが特徴です。主に適合するハリスは1.5号前後ですが、製品によっては1号から2号程度までカバーする設計のものもあります。適合糸の太さは目安であり、実際は細めや太めの糸を状況に応じて使い分けられる余裕があります。

竿の長さは一般的に4m~5.5m程度がラインナップされていますが、1.5号竿の場合、5m前後のものが使い勝手が良いことが多いです。長い竿を使うと広範囲を探れますが、操作性は若干落ちるため、初心者や子供向けには4m前後の短いモデルもおすすめ。竿のタイプには中通し(インターライン)と外通し(ガイド式)がありますが、外側ガイド式の方が糸がらみしにくく扱いやすいと言われています。

1.5号磯竿が選ばれる理由・メリット

1.5号磯竿が人気を集める大きな理由は「使い回しの良さ」にあります。軽量設計で初心者にも扱いやすく、柔らかい穂先で小さなアタリを察知しやすいのが第一のメリットです。手に持ったときの感度が高いため、例えばメバルや海タナゴなどの小物の微妙なアタリも分かります。また、軽さのおかげで長時間釣っても手腕への負担が少なく、ファミリーフィッシングや女性アングラーにも好評です。

  • **軽量で疲れにくい**:5m前後で自重200g台の製品が多く、長時間の釣りでも疲労感が少ない。初心者や遠征にも扱いやすい。
  • **高感度で繊細なアタリをキャッチ**:穂先がしなやかで、食い込みが良く、小さなアタリや食い込みの変化を感じ取りやすい。
  • **幅広い釣り方に対応**:サビキ釣りからフカセ釣り、エギング、スルスル泳がせ釣りまで、多種類の釣法で使える万能性。

これにより、1.5号竿を1本持っておけば、複数の釣り方を行き来しながら釣りを楽しめる点が魅力です。竿を何本も持ち歩かずに済むので、手軽に多目的釣りをしたい方や、荷物を減らしたいファミリー釣行にも最適と言えます。

1.5号磯竿のデメリット・注意点

一方で注意点もあります。まず、1.5号竿は柔らかめの設計なので、非常に大きな魚や極端に重い仕掛けを使う釣りには向きません。例えば50cmを超える大型の青物や重いカゴ仕掛けをガンガン遠投する釣りでは、竿のパワー不足やラインブレイクの原因になります。また、穂先が柔らかいため、強風の日はウキや仕掛けが流されやすい点も注意が必要です。
また、繊細ゆえに操作時には少し慣れが求められることがあります。特に初心者は小さなアタリが多くて戸惑うこともあるので、いきなり難しさを感じた場合はタナや仕掛けを調整しながら釣り方を学ぶと良いでしょう。

  • **大物釣りには要注意**:主に中小型魚向け。50cm超の大物やマダイなどを狙うには2~3号竿の方が安全。
  • **風の影響を受けやすい**:軽くて長い竿は強風時にウキ操作が難しくなる。突風や荒天時は風の影響を考慮する。
  • **竿先の扱いに慣れが必要**:高感度ゆえに小さなアタリも伝わるが、最初はアタリの見極めに慣れが必要な場合がある。

磯竿1.5号で狙える魚種と釣り方

1.5号磯竿は海釣りの様々なターゲットに対応できるのが魅力です。狙える魚種と釣り方の例を挙げていきましょう。

サビキ釣り(アジ・イワシ・小サバなど)

1.5号竿はサビキ釣りにも最適です。サビキ仕掛けを装着し、中小型回遊魚の群れを狙う釣りでは、長めの竿を使うと広範囲を探れて効果的です。例えば5m前後のモデルなら堤防沖の表層付近まで伸ばせるので、アジやイワシ、小サバなどを効率よく狙えます。
磯竿の長さが長いとオモリを遠くへ飛ばせるため、堤防から離れた群れにも届きやすくなります。逆に初心者や扱いに慣れない方は取り回しの良い短い竿(3m〜4m)から始めると良いでしょう。小学生など子供と一緒に釣る場合は、軽くて短めの1.5号竿が安全に操作しやすいです。
釣り場は港湾や防波堤、釣り公園など身近なポイントが中心。サビキ仕掛けに合った小型のオモリ(2~4号程度)で、硬すぎない竿の調子を活かして釣りましょう。

ウキフカセ釣り(メジナ・クロダイ狙い)

磯竿本来の使い方のひとつがウキフカセ釣りです。1.5号竿はフカセ釣りで特にメジナ(グレ)やクロダイなど中型の磯魚に向いています。柔らかい穂先はエサを抱かせやすく、魚の繊細なアタリを表現してくれるため、釣り手はアタリを見逃しにくいです。
メジナやクロダイは引きが強い魚なので、根ズレや磯際でのやり取りを考慮してパワーも必要です。1.5号竿は手前から沖磯のポイントに至るまで、オールラウンドに使えます。特に初秋や冬場の寒グレ(メジナ)狙いには、1.2号や1.5号竿が食い込みが良く有利と言われます。
仕掛けは円錐ウキや棒ウキを使い、ハリスは細め(1~1.5号前後)でエサを自然に流し込んで誘いましょう。撒き餌の打ち方や潮流の読み方などテクニカルな要素も多い釣りですが、1.5号竿のしなりが魚とのやり取りを助けてくれます。

ルアー・エギング(小型青物・イカ狙い)

意外かもしれませんが、磯竿1.5号はライトルアー釣り(ライトショアジギング)やエギングにも応用できます。近年では磯竿にメタルジグやマイクロジグを装着して小型青物を狙ったり、エギングでアオリイカを釣る人も増えています。1.5号竿は軽いルアーやエギが扱いやすく、長い竿で遠投もしやすいので、足元~沖の表層まで幅広いレンジを探ることができます。
例えばサーフや磯の堤防で夏場に釣れるワカシ(若いブリ)やシオ(イナダ)は、飛ばしウキを付けたエギング仕掛けやワインド釣法で狙えます。竿の長さがあると飛距離が稼げ、潮目を長く探れるため大型がヒットしやすくなります。アオリイカ狙いの場合は、磯竿の先調子を生かして繊細にアタリを掛けられ、ハリスを細めにする釣りが可能です。

泳がせ釣り・ヤエン(イカ狙い)

泳がせ釣りやヤエン釣りも1.5号竿の得意分野の一つです。泳がせ釣りとは生きアジなどを泳がせてアオリイカなど大型魚を狙う釣法で、竿がしっかり曲がって食い込みが良い1.5号竿が適しています。生きアジを投入し、大型のアオリイカが食いついたらヤエン(タカベ竿などでアジごとイカを引き上げる道具)を投入して取り込む特殊な釣りですが、アジをコントロールできるパワーとしなりが1.5号竿の長所です。
長さは4~4.5m前後が扱いやすく、穂先の振れが少ないインターラインタイプも糸絡みが減っておすすめです。通常は竿尻にランプや竿受けを使って固定し、竿先を海面近くに置いてアオリイカのアタリを待ちます。1.5号竿の粘り強さで強いイカとのやり取りにも対応しやすく、アジを付け替えながら長時間粘る釣りに向いています。

磯竿1.5号と他号数の違い

次に、他の号数と比較して1.5号竿の特性を確認しましょう。号数が小さくなるほど柔らかく、細い魚向きになります。号数が大きくなるほど硬くて重い仕掛けや大物に対応できます。以下に主な号数別の使い分けをまとめます。

号数 主な対象魚・釣り方 特徴
0.6~1.0号 チヌ・メバル・タナゴなど小物釣り 竿は非常に柔らかく、細い糸(0.8号以下)を使用。小型対象専用で細かなアタリに強いがパワーは小さい。
1.2~1.5号 アジ・イワシのサビキ、グレ・メジナのフカセ、軽量ルアー釣り 中程度の硬さで汎用性が高い。細ハリスが使えて感度も高く、広範囲の釣り方に対応可能。
2.0号以上 青物(青イソメ、イナダ・ワラサ)、遠投重りを使う釣り 竿は硬めに作られ、大物や重たいオモリに対応。重い仕掛けも使用できるが細い糸は扱いにくい。

このように、1.5号竿は「中間の設定」であり、0.6~1.0号ほど細身の小物釣りに特化しておらず、2.0号以上ほど大物専用でもありません。1.5号はその中間として、細ハリスで小型魚も狙えて、同時に比較的引きの強い魚にも対応できる幅広さを持っています。

1.0号・1.2号と1.5号の違い

1.0号未満の竿は、柔らかくしなやかなためチヌやメバルが得意です。細いハリスを使えるので食い込みが良く、魚の引きも竿で吸収しやすいです。一方、1.5号竿は少し張りがある分、1号竿よりも大きめの魚(30cm以上のメジナやクロダイなど)にも対応しやすいです。また、1号竿では重たく感じる仕掛け(オモリ2~3号程度)でも1.5号なら扱いやすいでしょう。

実際、釣具店の経験者の話では、1.25号と1.5号の間にはそれほど大きな差はなく、1.5号は1.25号より若干硬めというイメージです。そのため、1.25号は「より細かいアタリを求める時」、1.5号は「もう少し安心して大きめの魚や少し重たい仕掛けを使いたい時」に選ばれる傾向があります。

2.0号と1.5号の違い

2.0号以上の竿は大型魚や遠投釣り向けです。例えば50cm超の尾長グレやマダイ、青物、アオリイカなど引きが強い魚には2号のパワーが有利です。しかし、2号竿は硬いため細い糸は使いづらく、操作性も重く感じます。サビキ釣りや軽量ウキ釣りには不向きと言えます。

1.5号竿はその点、軽量仕掛けから中くらいのオモリまで対応できるバランス型です。大物専用の強烈なパワーはありませんが、2号ほど重くなく細かなアタリも取りやすいので、「幅広く釣りたい」場合に適しています。大物狙いなら思い切って2号竿を使う選択肢もありますが、対象魚が分からないときやこれから釣りを学ぶ段階では、1.5号竿の方が万能性は高いでしょう。

まとめ

磯竿1.5号は、その汎用性の高さから「1本で何でも釣れる」竿と称される人気アイテムです。軽量で扱いやすく、サビキ釣りやウキフカセ、泳がせ釣り、ルアー釣りなど多彩な釣りに対応できるのが大きなメリット。高感度で小さなアタリも分かりやすく、初心者やファミリー層にも優しい竿です。

ただし、風に弱い点や、大物に対してはパワー不足になる点は注意が必要です。狙う魚が明確になったり、大型を狙う場合は号数を上げる検討も大切です。それでも1.5号磯竿は中小型の魚が対象の釣りなら大抵の場面で通用し、初心者がまず1本目に選ぶなら間違いないスペックと言えます。

以上のように、1.5号磯竿は最新技術でさらに扱いやすくなり、黄昏の浅場から沖磯まで幅広いシーンで活躍できます。釣り初心者にも扱いやすい一本として、ぜひ自分の釣りスタイルに取り入れてみてください。