沖釣り初心者必見!ワラサの釣り方の基本と応用テクニック

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沖釣り初心者でも安心してワラサ釣りに挑戦できるよう、ワラサの特徴や釣り方の基本をわかりやすく解説します。ワラサは群れで回遊し、強烈な引きを持つ人気ターゲット。釣り上げたワラサは刺身や塩焼きにすると絶品です。

さらに必要なタックルやポイント選び、釣果を伸ばす応用テクニックも紹介し、沖釣りならではの爽快感を味わえるようサポートします。ワラサ釣りは船釣りの中でも比較的取り組みやすく、大群に出会えれば連続ヒットも期待できます。夕まずめの時間帯は特にアタリが活発になるのも特徴です。

初心者必見!沖釣りで狙うワラサの釣り方

ワラサとは?特徴と魅力

ワラサはブリの若魚で、日本海や太平洋沿岸を回遊する大型の青物です。一般に全長60~80cm程度の個体を指し、その強烈な引きが大きな魅力です。大きな群れで行動し、主にイワシやサバ、小イカなどを捕食します。群れに当たれば短時間で連続ヒットも期待できるパワフルな魚です。

船釣り初心者が覚えたい心構え

初心者が沖釣りでワラサを狙う際は、まず安全を最優先に考えましょう。ライフジャケット着用や船酔い対策(酔い止めや休憩)を忘れず、船上の動きや他の釣り人にも注意を払います。釣り座や動線を確認し、慌てず落ち着いた行動を心掛けましょう。

信頼できる釣り船の選び方

ワラサ釣りを楽しむには釣り船選びも重要です。口コミや予約サイトの評価、釣果情報を確認し、ワラサ実績のある船宿を選びましょう。初めての船釣りでは道具レンタルや乗船ガイドがあるところが安心です。船長やベテランにアドバイスしてもらいながら釣りに臨みましょう。

ワラサが釣れる時期とポイント

ワラサの回遊パターンと季節

ワラサは春から夏にかけて房総沖で南下し、秋にかけて北上する回遊パターンがあります。
一般に7~10月ごろがもっとも実績が高く、関東周辺ではこの時期によく釣れます。冬場でも暖水域に回遊すれば釣れることがありますが、海が荒れやすいので風や波の情報にも注意しましょう。

狙うポイント:地形と潮目

ワラサは潮流がぶつかる潮目や、漁礁・沈み根など地形変化のあるポイントを好みます。海底にでこぼこや段差がある場所はベイトが溜まりやすく、ワラサが回遊する可能性が高まります。釣行前に船長や釣果情報で好ポイントをチェックし、魚探でベイトの反応を確認しながら狙いましょう。

活性が高い時間帯を狙う

ワラサは朝夕のマズメ時に活性が上がることが多く、この時間帯に釣果が伸びやすい傾向があります。日の出直後と日没前後は潮目が変化しやすくアタリが出やすいため、朝マズメと夕マズメの時間帯は特に時間をかけて狙いましょう。また、潮回り(大潮・中潮)で潮が動いているタイミングは魚の活性が高まるので狙い目です。

ワラサ釣りに必要なタックルと仕掛け

釣り竿(ロッド)の選び方

ワラサ釣りでは全長約2.1~2.4mのジギング用ロッドが基本です。長すぎると操作が難しいため、ボート釣り向けの適度な長さのロッドを選びます。パワーは中硬(MH)から硬め(H)が適切で、大物の引きを受け止めるバットパワーが重要です。使用するジグの重さに合わせ、100~150g前後のメタルジグを快適に扱えるものを用意しましょう。

リールとラインの選び方

リールは大型のスピニングまたはベイトリールが使えます。スピニングリールなら4000~5000番程度、ベイトリールならダイワなら200~300番、シマノなら1000~2000番が目安です。ラインはPE3~4号を推奨し、リーダーはフロロカーボンの16号前後を1m程度つなぎます。ワラサの鋭い歯対策として、リーダーは摩擦や鋭利な歯に強い太めのものを選びましょう。

  • 竿:ジギング用 2.1~2.4m/MH~Hパワー
  • リール:スピニング4000~5000番、またはベイト200~300番
  • ライン:PE3~4号、リーダー フロロ16号(約1m)
  • 仕掛け:ナイロン5号+枝ス3本(針15~20号)

カゴ釣り用仕掛けの構成

ワラサ釣りのコマセ釣りではカゴを使います。ナイロン5号程度のメインラインに枝ス3本を取り付け、各枝に針(15~20号)を結びます。釣り針の先にはサルカンやスイベルを挟み、タル型のカゴにオキアミやアミエビを詰めて使用します。カゴからコマセを撒きながら置き竿にし、ワラサがコマセを追ってアタックするのを待ちます。

泳がせ釣り用仕掛けの構成

泳がせ釣りではイケアジやイワシなどをエサに使います。基本は胴突き仕掛けで、オモリ(100~150号程度)を底に投入し、ハリス6~10号のハリ(伊勢尼15号前後)を1本から2本付けます。
活きエサが自由に泳げるよう仕掛けを整え、ワラサに自然にアピールできるようにしましょう。

餌釣りで狙うワラサの釣り方

ワラサ釣りの基本はコマセ釣りと泳がせ釣りの2つです。それぞれの特徴を活かし、状況に合わせて使い分けると良いでしょう。以下にそれぞれの釣り方の手順とコツを解説します。

コマセ釣りでワラサを誘う方法

コマセ釣りでは、カゴでオキアミなどを撒いてワラサを集めます。魚探や船長の合図でベイトがいるポイントに仕掛けを投入し、アタリを待ちます。ワラサがヒットしたらまず慌てずに竿を少し緩め、ワラサが走り出すのを待ちます。ワラサが走り始めたらリールを巻き、無理に止めず一定速度で巻き上げます。釣り上げる際は急がず、パワーで主導権を握りながら慎重に取り込みましょう。

泳がせ釣り(生きエサ)で狙う方法

泳がせ釣りでは確保した活きアジやサバを針に掛けて投入します。まずはイケアジ釣りなどでエサを用意し、そのままワラサ狙いに切り替えます。エサをセットしたら竿先を海中に向け、活きアジを泳がせてワラサの食いを誘いましょう。ワラサがエサを追いかけると竿先にコツコツとアタリが出るので、しっかり食い込むまで待ってから大きく合わせます。

アタリの取り方とファイトのコツ

ワラサのアタリはまず竿先に特徴的な変化が現れます。最初の小さな「コツコツ」には驚かず、竿を送り込んで食わせた後に合わせるようにしましょう。ヒットしたらワラサが一気に突っ込むのでドラグを少し緩めて走らせ、魚が落ち着くのを待ちます。その後はドラグを効かせながら一定速度で巻き続け、大物の突っ込みに耐えましょう。根に潜られないよう、ラインテンションを保ちながら巻き取るのがポイントです。

ルアー釣りで狙うワラサの釣り方

ルアー釣り(ジギング・トップウォーター)でもワラサを狙えます。ベイトを追っているときは、メタルジグやプラグを使って積極的に誘いを入れましょう。ルアー釣りは持ち込むルアーやアクションの選択が重要ですが、釣果が出ると迫力のあるアタリが楽しめます。

ジギング:メタルジグのアクション

ワラサ狙いのジギングには100~150gのメタルジグを使用します。ジャークやワンピッチジャークでリズミカルに誘いを入れ、フォールでもアタリが出るため竿を緩めずフォールさせます。
海底付近から中層まで広く探り、ヒットすれば巻き合わせでしっかりかけましょう。カラーはブルピンやシルバー、グリーンゴールド系が定番ですが、水色に合わせてクリア系やチャート系も試してみてください。

トップ:プラグやポッパーの使い方

早朝や夕方にナブラが出ているときは、表層を攻めるトッププラグやポッパーが有効です。
遠投できるペンシルベイトやポッパーを選び、波止際からワラサを誘います。着水後は速めに巻き始め、水面を割って飛びつくワラサのバイトを誘発します。バイトがあれば素早く大きく合わせてフッキングさせましょう。

ルアーカラーとアクションの選び方

ルアー選びでは海の色や天候に合わせたカラーが重要です。クリアウォーターではシルバーやチャート、濁りがあるときは蛍光系やナチュラル系が効果的です。アクションはストップ&ゴーやジャークを組み合わせ、時折ポーズを入れて魚の食い気を促します。同じパターンで反応がなければ、カラーやレンジを変えて探ってみましょう。

釣り方 メリット 注意点
コマセ釣り 集魚効果が高く初心者でも釣果を出しやすい 仕掛けが複雑で準備が必要・船酔いしやすい
泳がせ釣り 活きエサを使うため食い込みが良い・大物狙い向き エサの確保と管理が必要・ハリ掛かりに技術がいる
ジギング 広範囲を探れる・強いファイトが楽しめる シャクリの技術が必要・体力を消耗しやすい
トップ(プラグ) 活性の高い時に派手なアタリが楽しめる 魚が表層にいないと効果が薄い・タイミング依存性が高い

ワラサ釣り上達のための応用テクニック

基本をマスターしたら、より高い釣果を目指す応用テクニックを試しましょう。細かな仕掛け調整や魚群探知機の活用、ファイト術を磨くことで、大物を取り込む確率が高まります。

魚探や鳥山を使ったアプローチ

ワラサは群れで泳ぐ習性があり、ベイトフィッシュ(イワシ類など)を追うことが多いです。
魚群探知機でベイトやワラサの反応を捉え、活発な群れを狙いましょう。また海面に鳥山(ベイトを追っている鳥の群れ)ができていればその下にワラサがいる可能性が高いため、鳥山周辺を攻めるのも有効です。こうして魚の居場所を効率的に絞り込みます。

アシストフックや細仕掛けの工夫

ワラサを逃さないために、カゴ釣り仕掛けにアシストフックを付けたり、ジギングでスプリットリングを使ってフックを強化するのも有効です。リーダーはワラサの口元でも自然に見えるよう、やや細めで長めに取るのがコツ。こうした工夫で針掛かりの確率がアップし、バラしを減らせます。

大型ワラサとのファイト術

大型がヒットしたら一気に止めにかかるとラインブレイクする恐れがあります。まずドラグを緩め、ワラサを思いきり走らせて疲れさせましょう。魚が勢いを落としたら一定速度で巻き取り、バットパワーで寄せます。タモ入れではワラサの頭を先に向け、尻尾から追い込まないよう誘導するのがポイントです。また、複数人で取り込む際は周囲と連携し、助手も安全に注意して作業しましょう。

まとめ

ワラサは力強い引きと美味しさで人気の青物ですが、沖釣り初心者でも基本をしっかり学べば十分に狙えます。本記事の釣り方やタックルを参考に、まずはワラサを探す方法を習得しましょう。
最初はイナダやハマチなどから経験を積み、慣れてきたらワラサ本命に挑戦してサイズアップを狙うのがおすすめです。

情報収集や周囲との連携を怠らず、多彩なテクニックでワラサ釣りの醍醐味を味わってください。